ディナー コース おすすめ

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ディナー コース おすすめ

突然ですが、フレンチのディナーコースで使われる食材のうち、産地や生産者の名前まで把握されているものは全体の何割だと思いますか? 業界の実態として、大半のレストランでは「どこから届いたか」を厨房のスタッフ自身も詳しく追いきれていないことが少なくありません。仕入れルートが複数の卸を経由するため、食材が生産者の手を離れた瞬間から「顔」が見えなくなってしまうのです。

こんにちは、畑大好き店長の山田です。静岡県清水区でワイン食堂シャンティを営んで14年。開業のきっかけは「地元にある良い食材や自然に気づいてもらいたい」という、ただそれだけの思いでした。今日は、シャンティのディナーコースを支える素材たちについて、仕入れの裏側も含めてたっぷりお話しさせてください。コースを構成する食材一つひとつに物語があることを知っていただくと、同じお皿でもきっと味わいが変わります。

こんな方におすすめ

  • ✅ 清水・静岡エリアでディナーコースのおすすめを探している方
  • ✅ 食材の産地や生産者へのこだわりを大切にしたい方
  • ✅ 記念日・接待・家族のお祝いに「外さない一軒」を見つけたい方
  • ✅ 翌日に体への負担が残らない、質の高い食事とワインを楽しみたい方
  • ✅ 地元食材を使ったフレンチビストロの世界を知りたい方
ディナー コース おすすめ | ワイン食堂シャンティ

コースの主役:富士山岡村牛という選択肢

シャンティのディナーコースを語るうえで、まず外せないのが「富士山岡村牛」です。静岡県が誇るブランド牛のひとつで、富士山の清らかな水と空気のなかでゆっくり育てられた牛。肉質の繊細さもさることながら、私がこの牛を選び続ける理由はほかにあります。それは、「どんな環境でどう育ったか」が明確だからです。

コースの看板である「岡村牛の赤ワインとろとろ煮込み」は、スネ肉を良質な赤ワインで4時間かけてじっくり煮込む一品。工程としては地味ですが、時間が素材を変えていく過程には毎回驚かされます。煮込み始めから2時間を過ぎたあたりで、厨房中に広がる香りがぐっと丸くなる瞬間があるんです。あの瞬間が好きで、この料理を作り続けています。2年連続で金賞を受賞できたのも、食材と向き合い続けた時間の積み重ねだと感じています。

コースでご提供する際は、季節の契約農家野菜を添え合わせることでボリュームではなく「食材の多様性」で満足感を演出しています。食べた後に重たくなりすぎない。それがシャンティのディナーコースが大切にしている軸のひとつです。

清水ならではの素材:TEA豚(お茶豚)とその風味

「お茶豚」という名前を初めて聞いたとき、正直「面白い名前だな」と思いました。でも実際に仕入れて触れてみると、その必然性がわかります。清水区はご存知のとおりお茶の産地。そのお茶をエサに混ぜて育てた豚が「TEA豚」です。脂の甘みがあっさりしていて、豚特有の臭みが驚くほど少ない。

コースでは「TEA豚ハンバーグ」として提供することが多いのですが、ソースに何を合わせるかで毎シーズン頭を悩ませます。春は畑で自分で育てたバジルを使ったソースを試したり、秋はきのこと赤ワインを合わせてみたり。食材が生きているから、料理も生きている感覚があります。

地元の食材を使うことは、単なる「地産地消」という言葉では収まりません。清水の土地、清水の水、清水の空気で育った素材を清水で食べる。それはある種、土地そのものを味わうことだと私は思っています。

✓ ここまでのポイント

  • シャンティのディナーコースは富士山岡村牛・TEA豚という清水・静岡産ブランド食材を中心に構成されており、産地と生産者が明確
  • 岡村牛の赤ワイン煮込みは4時間煮込みの技法で2年連続金賞を受賞。重すぎない食後感が女性から特に支持されている
  • TEA豚はお茶を飼料に使った清水区独自のブランド豚で、脂があっさりしており体に残りにくい素材

コースを彩る野菜:契約農家との14年

肉や魚に目が向きがちですが、私がコースで最も力を入れているのは実は「野菜の付け合わせ」です。契約農家の方々と14年かけて積み上げてきた関係は、シャンティの財産と言っても過言ではありません。

旬の野菜を「いつ収穫するか」まで相談できる関係性があるからこそ、コースの組み立てに自由度が生まれます。たとえば春のコース「春の一期一会コース」では、その週に農家さんから届いたばかりの春野菜を前菜に組み込みます。スーパーの棚に並ぶより数時間しか経っていない野菜の、あの生き生きした色と食感はなかなか他では味わえません。

さらに私自身も畑でバジルやナスを育てています。自分で種を蒔いて、水をやり、収穫して厨房に持ち込む。その野菜が皿に乗るまでの時間の短さが、料理に出ると信じているんです。「パリのお惣菜屋さんのサラダ」と名付けた多品目オードブルの盛り合わせも、この自家栽培ハーブが縁の下を支えています。

「体に優しいワインとフランスのビストロ料理をカジュアルに」というのがシャンティの基本姿勢ですが、その「体に優しさ」を担保しているのは、野菜の品質と量だと思っています。コースのどのタイミングでも、野菜がきちんと主役の一人として存在している。それを意識してメニューを組んでいます。

「ここで食べると、次の日体の調子がいいんだよね」

(食べログ公式PRより・女性客のご感想)

この言葉が、野菜へのこだわりを続ける一番の理由です。おいしさと体への優しさは矛盾しない。それを証明し続けることがシャンティの使命だと感じています。

魚と自然派ワイン:コースを完成させる「最後の二要素」

清水は港町です。清水市場から直送される新鮮な魚が毎朝厨房に届くことは、立地として本当に恵まれていると実感します。季節によっては由比の桜えびが手に入ることもあり、コースに組み込むと「清水らしさ」が一気に増します。魚料理はコースの流れのなかで「軽やかさ」を担当することが多く、肉料理の前に箸休め的な役割を果たしています。

そして、コースに欠かせないもうひとつの要素がワインです。シャンティでは自然派ワインを中心に揃えています。農薬や添加物を極力使わずに造られた自然派ワインは、飲み口が柔らかく、翌日に響きにくいとお客様からご好評いただいています。

コースのお料理に合わせたグラスワインのご提案も行っています。岡村牛の煮込みには果実味豊かな赤を、魚料理には酸味のきれいな白を。食材のストーリーがあるように、ワインにも土地の物語があります。その組み合わせを楽しんでいただけるのが、ディナーコースならではの醍醐味だと思います。

「清水で2次会、ゆったり飲みたくて来店。店内は落ち着いた照明で、大人な雰囲気」

(食べログ口コミ・2025年10月)

16席という小さな空間で、カウンター席ではワインについて直接お話しすることもできます。「どんなワインが自分に合っているかわからない」という方も、気軽に声をかけていただければ一緒に探しましょう。

まとめ:素材の物語が積み重なってコースになる

今日お伝えしたかったのは、シャンティのディナーコースが「何皿か料理が出てくる体験」ではなく、「素材ひとつひとつの物語が順番に語られていく時間」だということです。

富士山岡村牛のスネ肉が4時間かけてとろとろになるまでの時間、お茶を飲んで育ったTEA豚が清水の土地をそのまま伝える風味、契約農家さんが丹精込めた野菜が皿の上で輝く色。それらが一皿ずつ積み重なったとき、コースは単なる「食事」を超えた「体験」になると信じています。

記念日や大切な方へのお祝い、少人数の接待、あるいは「自分へのご褒美」として。清水でのディナーコースを考えていらっしゃる方に、ぜひ一度シャンティの食材と料理を体感していただけたらうれしいです。

コースの内容や食材アレルギーについてのご相談は、お気軽にどうぞ。事前にご要望をお伝えいただけると、よりお客様に合った形でご用意できます。ご予約・お問い合わせはお電話、公式サイト、LINEからいつでも受け付けています。

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