結論から言うと、シャンティに50代の女性のお客様が多い理由は、「我慢しなくていい美味しさ」を提供しているからだと私は思っています。
こんにちは、畑大好き店長の山田です。静岡県清水区でワイン食堂シャンティを開いて、気づけば14年が経ちました。この間、ずっと傍にいてくださったのは、40代・50代の女性のお客様です。今日は「なぜシャンティは50代女性に支持されるのか」を、私自身の言葉で正直にお話しします。
よそ行きの説明ではなく、少し恥ずかしい話も含めて。
こんな方におすすめ
- ✅ 美味しいものは食べたいけれど、翌日に響かない食事を探している方
- ✅ 清水・静岡エリアで50代女性にも安心して通えるフレンチを探している方
- ✅ 自然派ワインや地元食材に興味があり、体に優しい外食を求めている方
- ✅ 記念日・女子会・ママ会の場所を探しているが、チェーン店には物足りなさを感じている方
- ✅ お店の人柄や食材の背景まで知ったうえで、安心して食事を楽しみたい方

「次の日、体の調子がいいんだよね」——この一言がすべてでした
数年前、常連のお客様がさらっとこう言ってくれました。「ここで食べると、次の日体の調子がいいんだよね」と。
正直に言うと、そのとき私は少し驚きました。料理人として「美味しい」と言ってもらえることは目標のひとつですが、「翌日の体の調子がいい」という評価は、私が狙っていたことの核心を突いていたからです。
50代になると、食後のもたれ感や翌朝のだるさが気になる方が増えます。「美味しかったけど、食べすぎた…」という後悔が、だんだんと「今夜の外食、どうしようか」という躊躇に変わっていく。そういう変化を、私はお客様との会話の中で何度も聞いてきました。
シャンティが心がけているのは、「少量多品目」の食事スタイルです。契約農家から届く旬の野菜を料理の主役に据えて、富士山岡村牛やTEA豚(お茶を飲んで育ったブランド豚)などの地元の質のいい肉や魚は、少量でしっかり満足できるよう丁寧に仕上げる。お腹いっぱい食べるのではなく、一品一品をゆっくり味わう時間を大切にしています。
自然派ワインを選んでいるのも、同じ理由です。農薬や添加物をできるだけ使わずに作られたワインは、翌日の頭痛が出にくいとおっしゃるお客様が少なくありません。「ワインは好きだけど翌日が心配」という声を長年聞いてきたからこそ、自然派にこだわって仕入れを続けています。
「翌日に響かない食事」という言葉に、ひっかかりを感じた方がいるかもしれません。実際にどんな料理が出てくるのか、コースの内容や季節のメニューは公式サイトでご確認いただけます。メニューの詳細や最新のコース情報をまとめてあります。
畑に立つ料理人が、体に優しい食卓をつくる理由
私は今も、自分でバジルやナスを育てています。料理人が畑に立つことを不思議に思う方もいるかもしれませんが、私にとっては当たり前のことです。2012年の開業時から「地元にある良い食材や自然に気づいてもらいたい」という気持ちで店を始めましたから、食材を誰かに任せきりにするつもりは最初からありませんでした。
契約農家さんとのつながりも、14年かけてゆっくり育ててきました。「今週はこの野菜が採れすぎて困っている」という連絡が来ると、翌日のメニューにすぐ組み込む。そのフットワークが、季節ごとに変わる「今が一番おいしい」皿につながっています。
清水市場に直送される魚も、毎朝仕入れています。由比の桜えびが採れる時期には必ずお出ししますし、季節の変わり目には市場担当の方と相談しながら最適な魚を選ぶ。こういった仕入れの手間が、「生産者の顔が見える料理」として食卓に届くのだと思っています。
静岡新聞で毎月第一月曜日にレシピを連載させてもらっているのも、このつながりの延長線上にある活動です。「家でも作れる料理を通じて、地元の食材の良さを知ってほしい」という気持ちは、14年たっても変わっていません。
清水でフレンチを楽しむ選択肢についてご興味がある方は、清水でランチにフレンチを楽しむ5つのおすすめ理由もあわせてご覧ください。食事スタイルとしてのフレンチの魅力をまとめています。
✓ ここまでのポイント
- シャンティが50代女性に支持される核心は「翌日に響かない、体が喜ぶ食事」という実感にある
- 契約農家の旬野菜を主役にした「少量多品目」スタイルと自然派ワインが、その実感を生んでいる
- 店長が畑に立ち、市場に通う「生産者性のある料理人」としての姿勢が、食材の質と鮮度を担保している
「少量多品目」「自然派ワイン」と読んで、実際に席を確保して試してみたくなった方へ。アレルギーや苦手な食材のご相談も、LINEから気軽にお送りいただけます。予約もLINEで24時間受け付けています。
「じつは閉店寸前でした」——それでも続けられた理由
2025年6月、私は店のブログに「じつは閉店寸前でした…」というタイトルで記事を書きました。読んでくれた方もいらっしゃると思います。
あの時期、経営的にかなり厳しい状況が続いていました。正直なところ、このまま閉めるしかないかもしれないと、真剣に考えた夜もありました。
その危機を乗り越えられたのは、長年通ってくださっているお客様の存在があったからです。「山田さんの店がなくなったら困る」「また来るから続けてね」という言葉が、私を踏みとどまらせました。直接声をかけてくれた方、SNSで応援してくれた方、久しぶりに来てくれた方。一人ひとりの顔を思い浮かべながら、もう少しだけ続けようと決めました。
その経験から改めて気づいたことがあります。シャンティに通い続けてくれる50代のお客様は、「料理が好き」だけでなく「この店との時間が好き」なのだということ。カウンター越しに今日の食材の話をして、ワインを一杯飲んで、少しだけ日常を忘れる時間——それを求めて来てくださっているのだと思います。
店名「シャンティ」はサンスクリット語で「平和・安らぎ」を意味します。開業した日から変わらず、この店がお客様にとっての「ほっとできる場所」であり続けることが、私の仕事だと思っています。
「住宅街を少し入ったところで、こんなところにお店があったんだ!といった印象。接客、味も満足度が高い」
食べログ口コミ(2024年11月)
「清水で2次会、ゆったり飲みたくて来店。店内は落ち着いた照明で、大人な雰囲気」
食べログ口コミ(2025年10月)
50代女性が「外さない店」として選ぶ、もうひとつの理由
料理の質や食材へのこだわりはここまでお伝えしました。もうひとつ、シャンティが「また来たい」と思ってもらえる理由として、お客様との関係性があります。
16席の小さな店ですから、何度か来てくださればすぐに顔を覚えます。「前回お召し上がりになっていたワイン、新しいヴィンテージが入りましたよ」とか「今日は先週収穫したバジルを使ったソースがありますよ」という話ができる。チェーン店では難しい、名前と好みを覚えてもらえる感覚です。
「清水で本当に美味しい店はどう探せばよいのか」を考える際、清水で本当に美味しい店の探し方に関する記事でも触れていますが、「作り手の顔が見えること」は外さない店選びの大切な基準のひとつです。シャンティでは、その基準に応えられるよう、食材の話も料理の背景も、できる限りお客様に伝えるようにしています。
また、清水で女性に人気のフレンチがなぜ支持されるのかを深掘りした記事もありますが、今回の記事で私がお伝えしたかったのは、フレンチというジャンルの話ではなく、「この店で食べ続けることで体と気持ちが整っていく」という、もっと個人的な体験の積み重ねです。
まとめ——美味しさと体への優しさは、両立できます
「美味しいものを食べたい。でも翌日に響かない食事がしたい」——この願いは、我慢でも贅沢でもなく、ごく自然なことだと私は思います。
シャンティはこれからも、清水の契約農家さんや地元の生産者の方々とのつながりを大切にしながら、「次の日体の調子がいい」と言ってもらえる食卓を作り続けます。閉店寸前の経験があったからこそ、今お客様がここに来てくださることの重さを、以前より深く感じています。
初めていらっしゃる方も、久しぶりにお顔を見せてくれる方も、どうぞお気軽に。桜橋駅から徒歩10分、静岡県清水区西高町のコーポSの1階でお待ちしています。店前に2〜4台分の駐車場もございます。
ご予約・ご不明な点は、お電話でもお気軽にどうぞ。
📞 054-352-3769
営業時間:月・火・金・土・日・祝日 11:30〜14:00 / 17:30〜22:00(水・木曜定休)
閉店寸前を乗り越えて今もここにある店に、一度足を運んでみようと思ってくれた方。公式サイトから日時・人数・ご要望を入れてご予約いただけます。初めての方も、記念日のご利用も、まずはここから。

