「フレンチって、なんとなく敷居が高い気がして…」と思ったことはありませんか?コース料金、ドレスコード、メニューの読み方、ワインの選び方——知らないことばかりで、お店に入る前から疲れてしまう、なんて経験、私もお客様からよく聞きます。
こんにちは。清水区西高町の「ワイン食堂シャンティ」、店長の山田です。
今日はよくいただく質問に正直にお答えしようと思います。「ワイン食堂って、普通のフレンチレストランと何が違うの?」という、そのままの疑問です。開業して14年、ずっと「カジュアルに、でも手は抜かない」をモットーにやってきたこの店のスタンスを、できるだけわかりやすくお伝えします。
こんな方におすすめ
- ✅ 清水区で本格的な料理を気軽に楽しみたい方
- ✅ フレンチは好きだけど高級レストランの雰囲気が苦手な方
- ✅ ワインを飲みたいけど翌日の体への影響が気になる方
- ✅ 地元食材にこだわった料理を食べてみたい方
- ✅ 記念日や接待に「ちょうどいい」お店を探している方

「格式」より「くつろぎ」——ビストロという選択肢
フランス料理には、大きく分けてふたつの形があります。ひとつは「ガストロノミー」と呼ばれる、コース仕立ての格式ある高級レストラン。もうひとつが「ビストロ」——もともとパリの労働者や近所の人たちが毎日通った、気取らない食堂です。
シャンティは後者です。厨房から客席が見える、カウンター6席のこじんまりした空間。ジャケットは不要で、仕事帰りのそのままでも、子連れでランチでも、ふらっと来ていただける。それが「ワイン食堂」と名乗っている理由のひとつです。
ただし、料理そのものには妥協していません。富士山麓で育った岡村牛のスネ肉を赤ワインで4時間かけて煮込む「岡村牛の赤ワインとろとろ煮込み」は、2年連続で金賞を受賞しています。技術はちゃんとしたフレンチ、雰囲気はビストロ。この組み合わせが、シャンティの基本的なポジションです。
食材のストーリーが、皿の上にある
一般的なフレンチレストランでは、食材の仕入れ先まで細かく気にする機会はあまりないかもしれません。でもシャンティでは、それが料理の中心にあります。
メインで使う肉は、静岡県産の「富士山岡村牛」と「TEA豚(お茶豚)」。TEA豚は清水区で育てられ、お茶を飲んで育った豚で、くせが少なく脂がきれいです。野菜は契約農家から直送、魚は清水市場で毎朝仕入れています。さらに、私自身が畑でバジルやナスを育てていて、収穫時期になると厨房に直接持ち込んでいます(だから「畑大好き店長」なんて呼ばれるようになりました)。
この食材ネットワークは、開業以来14年かけて少しずつ育てたものです。生産者の方たちの顔を知っていて、季節ごとに「今年はいい出来だね」と話せる関係がある。そういう食材が皿に乗ってくると、料理の味だけでなく「誰が作ったか」まで感じてもらえると思っています。
「住宅街を少し入ったところで、こんなところにお店があったんだ!といった印象。接客、味も満足度が高い」
食べログ口コミ(2024年11月)
✓ ここまでのポイント
- シャンティは「ビストロ」スタイル——格式より気軽さを大切にしながら、料理の技術や素材はしっかり本格的
- 食材は富士山岡村牛・TEA豚・契約農家野菜・清水市場直送と、地元の生産者との関係から成り立っている
ワインは「次の日に残さない」を基準に選ぶ
フレンチとワインはセットのイメージがありますが、ワインで翌日が辛くなった経験のある方も多いと思います。「頭が痛くなる」「胃がもたれる」——これはワイン自体の問題というより、添加物や醸造方法によるところが大きいです。
シャンティで揃えているのは、主に自然派ワイン(ナチュラルワイン)です。亜硫酸塩(酸化防止剤)の使用を最小限にして、できるだけ自然な醸造で作られたワイン。飲み慣れていない方には「少し酸味が独特」と感じることもありますが、体への負担が違うとおっしゃるお客様がたくさんいます。
「ここで食べると、次の日体の調子がいいんだよね」
食べログ公式PRより・女性客の声
この言葉をいただいたとき、正直すごく嬉しかったです。料理の美味しさだけでなく、翌日の体調まで「良かった」と感じてもらえるのが、シャンティの目指すところですから。
グラスワインは複数の種類を揃えていて、「どれがいいかわからない」という方には、料理や体調に合わせてお伝えしています。カウンターに座っていただければ、そのまま話しながら選んでいただくこともできます。
「ちょうどいい店」をシーン別に整理すると
普通のフレンチレストランとビストロ(ワイン食堂)、どちらが合うかは、シーンによって違います。少し整理してみます。
【高級フレンチが向くとき】
- 記念日で、特別感・格式を重視したい
- コースの品数が多く、フォーマルな食事を楽しみたい
- 静岡市内の有名店でステータスを感じたい
【ワイン食堂(シャンティ)が向くとき】
- 清水区内で、落ち着いて話せる場所を探している
- 翌日に料理やワインを残したくない、体に優しい食事がしたい
- 少人数の接待で「知る人ぞ知る店」を使いたい
- 娘の卒業祝いや両親を連れた家族のお祝いに、ちょうどいい場所が欲しい
- 子連れでも本格的な洋食を食べさせてあげたい(昼のオムライス業態も利用可)
- 仕事帰りにカウンターでひとりグラスワインを飲みたい
静岡駅前の有名フレンチは、清水から行くには少し遠く、予約が混みやすい時期もあります。「外さない店に行きたいけど、混んでいる店は疲れる」という方に、住宅街の隠れ家という立地は意外と使い勝手がいいようです。
接待でよく使ってくださる方は、「有名店より、こういう店を知っていることが相手へのメッセージになる」とおっしゃいます。カウンターで店主と会話できる形態は、チェーン店では出せない雰囲気です。
14年続けてきた理由——「地元の良いもの」を届けること
2012年7月に開業したとき、「地元にある良い食材や自然に気づいてもらいたい」という思いがありました。その気持ちは今も変わっていません。
店名の「シャンティ」は、サンスクリット語で「平和・安らぎ」という意味です。フランス料理の技術を使いながら、静岡・清水の食材を大切にして、食べた後に体も気持ちも落ち着いてほしい。そういう場所を作りたかった。
業界に入って28年、この清水の地で14年。静岡新聞で毎月第一月曜日にレシピを連載させてもらい、ローカルテレビ番組でも紹介していただき、おかげさまで多くの方に来ていただけるようになりました。一方で、2025年には経営危機に直面した時期もありました。そのとき、常連のお客様が支えてくれたことが、今もこうして店を続けられている理由です。
「普通のフレンチと何が違いますか?」——その答えをひとことで言うなら、「食べた後、清水で生きていることが少し好きになる料理を出したいと思っている店」です。伝わりますかね(笑)。
まとめ:清水でワイン食堂シャンティを選ぶ理由
格式あるフレンチレストランとワイン食堂シャンティの違い、少し整理できましたでしょうか。技術は本格フレンチ、雰囲気はビストロ、食材は清水の地元から——この三つが重なるところに、シャンティがあります。
記念日のディナー、少人数の接待、子連れランチ、仕事帰りのひとりワイン。どんなシーンで来ていただいても、「来て良かった」と思ってもらえるように料理を作っています。まずはランチのオムライスから気軽に試していただいても、もちろん大歓迎です。
ご予約やご相談は、お気軽にどうぞ。コースの内容・人数・アレルギーについても、事前にお声がけいただければ対応できることが多いです。
📞 お電話でのご予約・お問い合わせ:054-352-3769
💬 LINEで予約・お問い合わせ(24時間受付・テイクアウト注文も可)
皆さんのご来店を、静岡・清水の西高町でお待ちしています。

