新清水駅周辺のレストラン、地元目線で選ぶ5軒

あれこれ

結論から言うと、新清水駅周辺で「何度も通えるレストラン」を探すなら、駅前の目立つ看板より、地元の人の口コミとシーンごとの使い分けを基準に選ぶのが正解です。清水区で14年、毎日食材を仕入れ料理を出してきた立場から、この記事では正直な目線でおすすめを5軒お伝えします。

こんにちは、ワイン食堂シャンティ店長の山田です。ふだんはブログやInstagramで畑の話や食材のことを書いているのですが、今回は少し視野を広げて「新清水・清水エリアのレストラン事情」をテーマにまとめてみました。自分のお店のことだけでなく、地元の飲食シーンをもっと楽しんでほしいという気持ちで書いています。

こんな方におすすめ

  • ✅ 新清水駅や桜橋駅の周辺で、ランチ・ディナーのお店を探している方
  • ✅ チェーン店には飽きて、地元らしい個人店を知りたい方
  • ✅ 記念日・接待・子連れランチなど、シーンに合ったお店を選びたい方
  • ✅ 清水区に詳しくないけど、外さない選択をしたい方
  • ✅ 地元食材や生産者の顔が見える料理に関心がある方
新清水駅周辺のレストラン、地元目線で選ぶ5軒 | ワイン食堂シャンティ

新清水駅周辺のレストラン、実際どんなエリア?

新清水駅(静岡鉄道)と桜橋駅は清水区の中心部に位置し、商店街・住宅街・清水港が重なる独特のエリアです。駅前にはチェーン系の飲食店もありますが、一本路地を入ると個人経営の小さなお店が点在しています。この「路地裏感」こそ清水の飲食文化の面白いところで、常連客を抱えた隠れ家的なお店が多いのが特徴です。

清水区は近年人口減少が続いているエリアですが、その分だけ地元に長く根づいたお店が生き残っています。観光客より地元の方が主役の飲食シーン、とでも言えばいいでしょうか。だから「地元の人がどこに行くか」を知ることが、いちばん外さない選び方になります。

記念日・ディナーに使えるお店はどこ?

清水区で記念日のディナーを探すとき、多くの方が「静岡駅前まで行くか、清水で探すか」という選択に迷います。ただ実際に清水で暮らしていると、清水にも十分選択肢があることに気づきます。

まず1軒目としてご紹介するのが、私たち自身のお店になってしまいますが、ワイン食堂シャンティ(西高町)です。桜橋駅から徒歩10分ほどの住宅街の中にあり、「こんなところにお店があったんだ!」と言っていただくことが多い隠れ家的な場所です。

富士山麓で育った岡村牛のスネ肉を赤ワインで4時間じっくり煮込んだ「岡村牛の赤ワインとろとろ煮込み」は、2年連続で金賞を受賞したシャンティの看板料理です。ごく普通の赤ワインで作るのではなく、牛肉の繊維が溶けるような食感になるよう火入れの時間と温度にこだわっています。「翌日も胃がもたれない」とお客様によく言っていただけるのは、脂に頼らず素材と技術で仕上げているからだと思っています。

2軒目は、清水港近くで営業している地魚料理の専門店。清水港から直送される魚の鮮度は都市部では味わいにくいレベルで、由比の桜えびが旬の時期は特に混み合います。予約が取りやすい平日の夜がおすすめです。

3軒目は、エスパルスドリームプラザ周辺にあるイタリア料理の個人店。清水区では老舗と呼べる存在で、地元の経営者層の接待利用も多いお店です。ワインのセレクションが豊富で、特別な席にも対応してもらいやすい雰囲気があります。

✓ ここまでのポイント

  • 新清水・桜橋周辺は路地裏に個人経営の良店が集まるエリア。目立つ看板より地元口コミが頼りになる
  • 記念日ディナーは「事前に相談できるか」「ゆっくり話せる席数か」を選ぶ基準にするとよい
  • 清水の強みは港直送の魚と静岡産ブランド肉の両方が揃うこと

子連れランチに適したお店はある?

「ファミレスは飽きたけど、本格的なお店に子連れで行くのは気が引ける」というご相談は、ランチタイムにシャンティへ来てくださるお客様からもよく聞きます。その気持ち、とてもよく分かります。

4軒目としてご紹介したいのは、シャンティのランチタイム業態「リトルヤミー清水店」です。シャンティは夜はフレンチビストロですが、昼はオムライス専門店として運営しています。ソースはカレー・ハヤシ・クリーム・トマト・カルボナーラから選べて、お子様メニューもあります。ベビーカーのままご入店いただけるので、小さなお子さん連れの方にも気兼ねなく来ていただいています。

ローカルテレビ番組でも複数回取り上げていただいたこともあって、「ローカル番組で見た!」と来てくださる方も多いです。テイクアウトはLINEで24時間注文を受け付けているので、公園のあとにさっと受け取って帰るという使い方をしてくれているファミリーの方もいます。

5軒目は清水船越堤公園の近くにある、軽食とカフェを兼ねたお店。桜の季節に公園散歩のあとに立ち寄るにはちょうどよい規模感で、テラス席があるのでお子さんが多少声を出しても安心です。清水エリアではこういう「散歩の延長で入れるお店」が少ないので、貴重な存在です。

「住宅街を少し入ったところで、こんなところにお店があったんだ!といった印象。接客、味も満足度が高い」

食べログ口コミ(2024年11月)

「ここで食べると、次の日体の調子がいいんだよね」

食べログ公式PR掲載の女性客の声

接待・会食向けのお店を選ぶポイントは?

清水区内での少人数接待で「相手に特別感を与えたい」なら、有名すぎる店より、相手が知らない良い店を知っていることの方が印象に残ります。「こんな良いお店、よくご存知ですね」という一言が生まれる店選びが、接待の醍醐味でもあります。

シャンティでの接待利用では、カウンター席でお客様と店長がダイレクトに会話できることが好評です。岡村牛のストーリー、TEA豚(お茶を飲んで育ったブランド豚)の話、契約農家の野菜の話——こういった「食材の背景」を話しながら食べる体験は、ただ食事をするより記憶に残ります。インボイス対応の領収書発行も可能で、ビジネス利用にも対応しています。

また、シャンティでは「季節のおまかせコース」もご用意しています。2026年春現在は「春の一期一会コース」を提供中で、接待の内容や人数に合わせて事前に相談いただくことも可能です。詳しくは電話またはLINEでお気軽にお問い合わせください。

地元食材・産地にこだわった店を探すには?

「どこ産か分からない食材」より、「誰が作ったか分かる食材」で作られた料理を食べたいと思う方は、清水区でも確実に増えています。この感覚は健康意識というより、食べることへの敬意に近いものだと私は思っています。

シャンティが14年かけて築いてきたのは、まさにそのネットワークです。富士山岡村牛、TEA豚、契約農家の野菜、清水市場直送の魚。さらに店長自ら畑でバジルやナスを育てているので、自分の手で土を触った食材が皿に乗ることもあります。静岡新聞に毎月第一月曜日にレシピを連載させていただいていることも、地元の食への想いを形にする機会になっています。

「地元の良いもの」を知ってほしいという気持ちで2012年に開業して、今年で14年。その軸はずっと変わっていません。ブログやYouTube、Instagram(@shantiyamada)でも食材のストーリーを発信していますので、気になった方はぜひご覧ください。

まとめ:新清水駅周辺で「自分のお気に入り」を見つけるために

新清水駅周辺のレストランは、外から見ると地味に映るかもしれませんが、中に入ると14年・20年と続く個人店が清水の食を支えています。チェーン店のように安定感はないかもしれませんが、店主の顔が見えて、食材の話ができて、名前を覚えてもらえる——そういうお店との関係は、一度作るとなかなか手放せないものになります。

ワイン食堂シャンティは、清水区西高町の住宅街の中で、月・火・金・土・日(昼11:30〜14:00、夜17:30〜22:00)に営業しています。水・木はお休みをいただいていますので、ご来店の際はご確認ください。

記念日のご相談、接待コースのお問い合わせ、子連れランチのベビーカー可否など、小さなことでも事前にご連絡いただけると、より気持ちよくお迎えする準備ができます。お気軽にどうぞ。

清水で食べるなら、駅前だけで探さないでください。路地をひとつ入ったところに、あなたのお気に入りが待っているかもしれません。


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