「また同じお店になってしまった…」
清水区でランチを探すとき、そんなふうに感じたことはありませんか。食べ慣れたチェーン店に入るか、少し遠くまで足を延ばすか迷って、結局いつもの場所に落ち着いてしまう。そのくり返しが続いているとしたら、もしかしたら「何を基準に選ぶか」が少しズレているだけかもしれません。
こんにちは、畑大好き店長の山田です。静岡県静岡市清水区西高町で「ワイン食堂シャンティ」を営んで14年になります。昼はオムライス専門店「リトルヤミー清水店」として、夜はフレンチビストロとして、二つの顔でお客様をお迎えしています。
今日は、私自身がランチを通じて大切にしてきた3つのことを、一日の流れとともにお話しさせてください。清水区でランチを選ぶとき、ほんの少し参考にしていただけたら嬉しいです。
こんな方におすすめ
- ✅ 清水区でランチのお店を探している方
- ✅ チェーン店やファミレスに少し飽きてきた方
- ✅ 子連れでも本格的な洋食ランチを楽しみたい方
- ✅ 食後の体調や胃もたれが気になりはじめた方
- ✅ 地元の食材や作り手のことを知りながら食事を楽しみたい方

朝7時。市場と畑からランチは始まる
私の一日は早い。ランチの営業が11時半に始まるとはいえ、その前に済ませておくことが山ほどあります。
週に数回、清水市場に立ち寄って魚の状態を確認します。その日のサバが光っているか、旬のものが入っているか。自分の目で見て触れないと、安心して出せない。市場のおじさんたちとは長い付き合いで、「今日はこれが面白いよ」と声をかけてもらえるようになったのも、14年かけて積み上げた関係です。
その足で、時季によっては自分の畑に向かいます。今の時期はバジルとナスが育ちざかり。葉の色を確認して、必要なぶんだけ摘む。自分が種から育てたものをお客様に食べていただく。この感覚は、料理人としての原点のひとつです。
「地元にある良い食材や自然に気づいてもらいたい」。2012年の開業時からずっと変わらない思いです。
開店準備を始めながら、私はいつも思います。「今日ランチに来てくれる方は、何を求めているだろう」と。この問いが、満足できるランチの条件を考えるきっかけをくれています。
条件1:食後の体が正直に答えを出してくれる
ランチのあとに眠くなりすぎる、胃がもたれる、夕方になってもなんとなく重い——そういう経験、覚えがありませんか。
「ここで食べると、次の日体の調子がいいんだよね」
これは、常連のお客様が何気なくこぼしてくれた言葉です。食べログの公式コメントにも残してくださっていて、私にとって何よりの評価だと思っています。
「ここで食べると、次の日体の調子がいいんだよね」
食べログ公式PRより(女性客の声)
うちのランチで使う食材の多くは、契約農家から仕入れる野菜です。農薬をできるだけ抑えた野菜を、できるだけシンプルに仕上げる。オムライスのソースに使うトマトも、添加物に頼らずに煮詰める。手間はかかりますが、それが体への正直な答えになると信じています。
ランチタイムにお出しするふわとろオムライスは、4種類のソース(カレー・ハヤシ・クリーム・トマト)から選べます。どのソースも、素材の旨みをていねいに引き出すことを優先しています。お腹いっぱい食べていただきながら、午後の仕事や家事に支障が出ない軽さを目指している。それが私たちのランチの基準点です。
条件2:子連れでも、大人が満足できるものを出す
11時半の開店と同時に、ベビーカーを押したお母さんが入ってきてくれることがあります。子どもを連れて外食しようとすると、選択肢が極端に狭まりますよね。ファミレスは手軽だけど少し物足りない、本格的な店は雰囲気的に遠慮してしまう——そのどちらでもない場所を目指したくて、うちでは子連れのご来店を心から歓迎しています。
ベビーカーのまま入っていただけます。お子様メニューもご用意しています。でもそれ以上に大切にしているのは、「お母さん自身にも満足してもらうこと」です。
子どもを連れて外食するとき、親は自分の食事を楽しむ余裕がないことが多い。でも料理が本当に美味しければ、その一口で気持ちがほぐれます。ふわとろのオムライスを口にしたとき、「あ、来てよかった」と思ってもらえたら——そのために厨房で向き合っています。
テイクアウトのご注文はLINEで24時間受け付けているので、「今日は家で食べたい」という日にもご利用ください。来店できない日でも、地元の味を手軽に手元に届けられるようにしたかった。
✓ ここまでのポイント
- 満足できるランチの条件ひとつ目は「食後の体が軽いこと」。素材選びと調理法が翌日の体調に直結する。
- 条件のふたつ目は「大人も子どもも、それぞれに満足できること」。子連れ対応と本格的な味は両立する。
条件3:作り手の顔が見えると、料理が変わって見える
正直なことを言うと、同じ食材でも「誰が育てたか」を知っているかどうかで、食べる側の体験はまったく変わると思っています。
うちで使っている富士山岡村牛は、静岡県産のブランド牛です。TEA豚(お茶豚)は、お茶を飲んで育った清水のブランド豚。契約農家の野菜は、農家さんの名前や畑の場所まで知っている。私が畑で育てているバジルやナスも、そのひとつです。
食材のストーリーは、私のブログやYouTube、Instagram(@shantiyamada)でも発信しています。静岡新聞では毎月第一月曜日にレシピを連載中で、読んでくださっている方から「あのレシピ、家で作ってみました」と声をかけていただくことも増えました。
ランチに来てくださったとき、何かひとつでも「へえ、この野菜は〇〇農家さんのだったんだ」と感じていただけると、その一皿の記憶は少し長く残ると思っています。清水区の食材を通じて、地元の自然や生産者とつながる——それが、私がランチにもこだわる理由のひとつです。
「住宅街を少し入ったところで、こんなところにお店があったんだ!といった印象。接客、味も満足度が高い」
食べログ口コミ(2024年11月)
住宅街の中にひっそりとある、というのはデメリットに思われるかもしれません。でも私は「知っている人だけが来てくれる場所」であることを、むしろ誇りにしています。来てくださった方には、その日の食材や料理についてもう少し詳しくお話しする時間がある。それがチェーン店には出せない、個人店の強みだと思っています。
午後2時。ランチを終えて、次の一日の準備へ
14時にランチ営業を終えると、少しの片付けをしながら夜の仕込みに入ります。岡村牛のスネ肉は赤ワインで4時間かけて煮込む。この工程は夕方の営業に向けて、ランチ後すぐに始めないと間に合いません。
ランチとディナー、昼と夜で全く違う料理を出す。それが「二毛作スタイル」と呼ばれる私たちのやり方です。昼はオムライスを中心に、気軽に、家族で。夜は自然派ワインと地元食材のフランス料理を、ゆっくりと。同じ厨房で、同じ姿勢で向き合っています。
一日の終わりにいつも思うのは、「今日のランチに来てくださった方は、満足してくれただろうか」ということ。お腹いっぱいになっただけでなく、体が軽く感じられたか。また来たいと思っていただけたか。
それが私にとっての、ランチの合格基準です。
まとめ:清水区のランチで「また来たい」と思える場所
今日お伝えした3つの条件を、もう一度まとめます。
ひとつは、食後の体が正直に教えてくれる軽さ。ふたつ目は、子連れでも大人が本当に満足できること。みっつ目は、作り手の顔が見える食材のストーリー。
この3つをランチ選びの基準にしてみると、清水区での選択肢が少し変わって見えるかもしれません。桜橋駅から徒歩10分ほど、西高町の住宅街のなかにある「ワイン食堂シャンティ」のランチも、ぜひ一度その基準で確かめてみてください。
月・火・金・土・日・祝日の11時30分から14時まで、お待ちしています(水・木曜日は定休日です)。事前のご予約やご相談は、お電話またはLINEからお気軽にどうぞ。テイクアウトのご注文はLINEで24時間承っています。
📞 お電話でのご予約・お問い合わせ:054-352-3769
店長山田より、清水区のみなさんへ。地元の食材と一緒に、ゆったりとした時間をお届けできる日を楽しみにしています。

