清水のおすすめレストラン10選、地元目線で本気で選びました

あれこれ

「ネットで調べると同じ店ばかり出てくる」「食べログの点数は高いのに、なんか物足りなかった」「どこで何が作られたか、誰も教えてくれない」――清水でレストランを探すとき、こんなふうに感じたことはありませんか。

おいしいお店はある。でも、食べ終わったあとに何も残らない。そんな食事が続いていませんか。

こんにちは、清水区西高町でワイン食堂シャンティを営んでいる山田です。料理の仕事を始めて28年、この地で店を開いて14年になります。静岡新聞に毎月レシピを連載したり、富士山岡村牛の赤ワイン煮込みで2年連続金賞をいただいたりしながら、ずっと考えてきたことがあります。それは「食べることを通じて、地元の自然や生産者と繋がってほしい」ということです。

今回は、その視点でぜひ知ってほしいお店を10軒、本気で選びました。順位をつけていますが、これは優劣ではなく「地産地消・生産者との関係」という軸で深く刺さった順番です。チェーン店や点数ゲームとは無縁の、地元目線のリストです。

こんな方におすすめ

  • ✅ 食材の産地や生産者の顔が見える料理を食べたい方
  • ✅ 清水区・静岡市内で「外さない」レストランを本気で探している方
  • ✅ 地産地消・地元食材にこだわる飲食店を知りたい方
  • ✅ 記念日・家族の食事に「物語のある店」を選びたい方
  • ✅ チェーン店や大衆店に満足できなくなってきた方
清水のおすすめレストラン10選、地元目線で本気で選びました | ワイン食堂シャンティ

選定の基準:「誰が作ったか」が分かる店だけを選びました

まず、私なりの選定基準をお伝えします。今回のリストに入れる条件は一つだけ。「食材の生産者と、店の間に本物の関係がある」こと。これだけです。

観光客向けの「地元食材使用」という謳い文句は、残念ながらよく見かけます。でも14年間、この清水で農家さんや漁師さんと直接やりとりをしてきた私には、それが本物かどうかは話せばすぐわかります。仕入れのルート、食材の呼び名、旬の時期への敏感さ。本当に生産者と関わっている店の料理人は、食材の話になると目が輝くんです。

今回選んだ10軒は、そういう目の輝きを感じた店、あるいは私自身が通い、食べ、確かめた店です。

1位〜3位:「食べ終わったあとに物語が残る」三軒

1位:ワイン食堂シャンティ(清水区西高町)

自分の店を1位に挙げるのは気恥ずかしいのですが、「地元食材との関係」という軸で正直に選ぶと、やっぱりここになります。私自身が契約農家さんの畑でバジルやナスを育て、富士山岡村牛のスネ肉を4時間赤ワインで煮込み、TEA豚(お茶を飲んで育ったブランド豚)の生産者さんと定期的に話をしています。料理が生まれる前の「畑や牧場での時間」が、皿の上の一口に繋がっている。それを伝えるためにブログやYouTubeでも発信を続けています。

実は2025年6月、私は店のブログに「じつは閉店寸前でした…」という記事を書きました。コロナ禍の影響が尾を引き、本当に店を畳む寸前まで追い詰められた時期があったんです。それでも続けられたのは、「農家さんや生産者さんとの約束がある」という気持ちと、常連の皆さんが「山田さんのとこの料理が食べたいから」と足を運んでくれたから。あの経験があって、今は「食の物語を届ける」ことへの覚悟がさらに深まりました。

2位:清水港周辺の鮮魚料理店(清水区)

清水港は日本有数の水揚げ量を誇る港です。その恩恵を最大限に活かしている地元の鮮魚店・食事処は、「今日の魚」を黒板に書いて出すスタイルの店が多く、メニューに産地や漁師の名前が入っている店もあります。由比の桜えびが旬を迎える春と秋は特に訪れる価値があります。港の近くで、今朝取れたものを今日食べる。そのシンプルな贅沢を体験できる店を2位に据えました。

3位:清水区内の農家直営・産直カフェ(清水区)

農家さんが直接運営するカフェや食堂は、清水区内にも少しずつ増えてきました。畑のすぐそばで食べる野菜は、鮮度も香りも別物です。店主自身が生産者という業態は、「食材と料理の間にある物語」が最も短い距離で伝わる形。食べながら農家さんに話しかけられる距離感は、どんな高級店にもない体験です。

✓ ここまでのポイント

  • 「地元食材使用」の謳い文句より、生産者との実際の関係があるかどうかが選定の軸
  • 清水港・契約農家・ブランド畜産と、地元の食の資源は実は非常に豊か
  • 食べた後に「誰が作ったか」が頭に残る体験こそ、物語のある食事の証

4位〜7位:「地元の誇り」を感じる四軒

4位:日本平・久能山周辺の茶農家カフェ(静岡市)

お茶処・静岡ならではの体験ができるのが、茶畑に隣接したカフェや茶室です。摘み立てのお茶と、地元野菜を使ったプレートを出す店は、清水区から車で20〜30分の範囲に点在しています。私がTEA豚(お茶豚)の生産者さんと知り合ったのも、こういった「茶文化の周辺」にいる生産者コミュニティからでした。お茶を飲んで育った豚というコンセプト一つに、静岡の自然と農家さんの哲学が詰まっています。

5位:三保松原・由比エリアの桜えびと地魚の店(静岡市清水区・庵原郡)

世界文化遺産の構成資産にもなっている三保松原の近く、そして由比漁港周辺は、桜えびと生しらすの聖地です。漁師さんから直接仕入れて出す小さな食堂は、観光客だけでなく地元の人に長年愛されています。春と秋の桜えびシーズンに合わせて訪れる価値は十分あります。

6位:清水区内の有機農家が運営するテイクアウト専門店

週末のみオープンする農家直売所に併設されたおにぎりや惣菜のテイクアウト店は、清水区内にいくつかあります。農薬を使わず育てた野菜を、シンプルな調理でそのまま届ける姿勢は、派手さはないけれど本質的です。「食材の力だけで勝負する」料理は、誤魔化しが利かない分、生産者の誠実さがそのまま味に出ます。

7位:清水区の老舗地魚割烹(清水区江尻エリア)

創業50年以上の老舗には、長い年月をかけて築いた漁師・農家とのネットワークがあります。若い世代には刺さりにくいかもしれませんが、地元の食材ネットワークという点では最も「根が深い」存在です。常連の顔を覚え、その人の好みに合わせて仕入れるスタイルは、今の時代に見直されるべき飲食の文化だと思います。

「ここで食べると、次の日体の調子がいいんだよね」

食べログ公式PRに寄せられた女性のお客様の声

この言葉は、シャンティに来てくださった方が残してくれたものですが、地元食材を使う店全体に共通する評価だと感じています。誰が育てたかわかる野菜、適切な熟成がかかった肉、今朝水揚げされた魚。それらは体が正直に反応します。

8位〜10位:「記念日や特別な日」に使える三軒

8位:清水区の隠れ家フレンチビストロ(ワイン食堂シャンティのランチ業態も含む)

住宅街の中にひっそりとある店は、清水区にいくつか存在します。食べログ口コミにも「住宅街を少し入ったところで、こんなところにお店があったんだ!といった印象。接客、味も満足度が高い」という声があるように、「知る人ぞ知る」感覚がある店は、記念日の特別感を演出するのに向いています。

9位:清水マリンパーク・エスパルスドリームプラザ周辺のベイサイドダイニング

清水港の景色を楽しみながら食事ができるエリアは、観光客だけでなく地元の記念日利用にも適しています。ただし、ここで地元食材への意識を持った店を選ぶなら、「今日の魚は何ですか」と聞いて答えられるお店かどうかを確認してみてください。答えが返ってくる店は、それだけ食材と向き合っている証拠です。

10位:静岡市内(葵区・駿河区)の農家連携レストラン

清水区から車で20〜30分の範囲には、農家と直接契約してメニューを組む本格的なレストランもあります。記念日の遠征先として選ぶ価値がある店もあり、「清水から少し足を延ばす特別感」が記念日の演出になることも。ただし、予約は早めに。人気店は数週間先まで埋まっていることが多いです。

「住宅街を少し入ったところで、こんなところにお店があったんだ!といった印象。接客、味も満足度が高い」

食べログ口コミ(2024年11月)

地元目線で見えてくること:清水の食の「本当の豊かさ」

今回10軒を選びながら改めて気づいたのは、清水には「食の資源」がとても豊かにあるということです。清水港の魚、由比の桜えび、富士山麓の岡村牛、お茶の産地ならではのTEA豚、契約農家の野菜。これらは清水区・静岡市内に暮らしていれば、実は手の届く距離にあるものです。

それなのに「清水ってレストラン少ないよね」と言われることがある。それは「物語のある食」を届けられる料理人・飲食店の発信が、まだ足りていないからだと思います。私がブログ、YouTube、Instagramで食材のエピソードを発信し続けているのも、その一点のためです。

閉店寸前の経験を経て、「伝えることをやめたら、良い食材の流通も止まる」と痛感しました。生産者さんが作り続けてくれるためには、それを美味しく料理して、ちゃんと言葉にして届ける人間が必要です。私はその役割を担いたいと思っています。

清水でレストランを選ぶとき、「誰が作った食材か」という問いをぜひ持ってみてください。その問いを持つだけで、食事の体験は変わります。

まとめ:清水で「物語のある食」を探しているなら

今回紹介した10軒は、いずれも「生産者との関係」を軸に選んだお店です。点数や話題性ではなく、食材のストーリーで選んだリストは、チェーン店には出せない「清水らしさ」が詰まっています。

ワイン食堂シャンティでは、岡村牛・TEA豚・契約農家野菜・清水市場直送の魚を使ったフレンチビストロ料理を、昼はふわとろオムライス(ランチ業態「リトルヤミー清水店」)、夜はアラカルトとコース料理でお楽しみいただけます。桜橋駅から徒歩10分、店前に駐車スペースも2〜4台ご用意しています。

「生産者の顔が見える食事がしたい」「記念日に物語のある料理を食べたい」という方は、ぜひ一度ご来店ください。予約は電話、公式サイト、LINEから承っています。特別なシーンのご相談も、事前にLINEでお気軽にどうぞ。お待ちしています。

📞 お電話でのご予約・お問い合わせ:054-352-3769

🌐 公式サイトでご予約・詳細を見る

💬 LINEで予約・お問い合わせ(24時間受付)

営業時間:月・火・金・土・日・祝日 11:30〜14:00 / 17:30〜22:00(水・木曜定休)
所在地:静岡県静岡市清水区西高町1-1 コーポS 1fc

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