スペイン南部コルドバ発祥の冷製スープです。
有名な「ガスパチョ」の親戚にあたる料理ですが、サルモレホはバゲットをたっぷり使うことでとろりと濃厚に仕上がるのが特徴。
真っ赤に熟したトマトを使うのがポイントで、購入から少し時間がたって冷蔵庫で柔らかくなってしまったものでも大丈夫。
暑い夏の日、冷蔵庫で熟しすぎたトマトを救う、スペインの庶民の知恵が詰まった一皿です。
つるりとした口当たりに、卵とトマトの彩りが美しく、おもてなしの前菜にもぴったりです。
🍅 材料(3、4人分)
- 完熟トマト中 3個(500g程度)
- バゲット 100g(1/2本程度)
- ニンニク 1片
- 卵 1個
- オリーブ油・コショウ・パセリ 各少々
👨🍳 作り方
- トマトを湯むきする
鍋に湯を沸かしてへたを取ったトマトを入れ、5秒ほどで引き上げて冷水に取り、皮をむきます。 - 卵をゆでる
トマトのゆで湯で卵を12分ゆで、冷まして殻をむき、粗くみじん切りにします。 - トッピング用のトマトを準備
湯むきしたトマトをトッピング用に少々取り分け、5mm角に切ります。 - ミキサーで混ぜる
残りのトマトをざく切りにし、芯を取ったニンニクとともにミキサーに入れて混ぜます。 - バゲットを加えて滑らかに
ある程度混ざったら、2cm角に切ったバゲットを加え、5分ほどふやかしてから、再び滑らかになるまで混ぜます。 - 冷やして仕上げる
冷蔵庫で1時間ほど冷やし、器に盛って卵と角切りトマトをトッピングし、オリーブ油を少々たらします。コショウとパセリを振って完成です。
📌 ポイント
- トマトは必ず完熟のものを使うのがおいしさの秘訣。少し柔らかくなりすぎたトマトでも、このレシピなら美味しく仕上がります。
- バゲットは少し硬くなったものでも大丈夫。むしろ吸水性が高く、ふやかしやすいのでおすすめです。
- 本場では生ハムを刻んでトッピングするのが定番。塩気と旨みが加わり、より本格的な味わいに。
- 仕上げのオリーブ油は香りの良いエクストラバージンを使うと格別。スープの表面に小さな宝石のように光ります。
- 冷蔵庫で1時間以上しっかり冷やすのが大切。冷やすほどに味がなじみ、夏の暑さを忘れさせてくれる一皿になります。
- 濃度はお好みで調整を。とろりが好みならバゲットを多めに、さらりが好みなら少なめに。お好みの食感を見つけてください。
- 冷蔵庫で翌日まで保存可能。作り置きしておくと、暑い日の急なお客様にもサッと出せて便利です。
🍷 おすすめのワイン
このサルモレホには、本場スペインのシェリー(特に辛口のフィノやマンサニージャ)が抜群の相性。
サルモレホとシェリーは、コルドバの食卓で何百年も親しまれてきた、まさに王道の組み合わせです。
爽やかな辛口の白ワイン(スペインのアルバリーニョやイタリアのヴェルメンティーノ)もおすすめ。
軽やかなロゼワインや、きめ細やかな泡のカバ(スペインのスパークリングワイン)も、夏の食卓を華やかに彩ります。
シャンティでは地中海の食文化に着想を得た季節のお料理を、自然派ワインと共にお楽しみいただけます。本格的なスペイン料理や、夏のおもてなしコースもぜひお店でお楽しみください。
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